今日は、基礎を見てきました。

 低燃費住宅は、現在第2段階として、シロアリ対策に重きをおいた使用になってきています。

 シロアリって結構問題らしく、地震で倒壊する建物の理由はこの辺にあるようです。

 現在、普及しているのは基礎断熱という断熱方法で、コンクリートの基礎をクルリと断熱材で囲ってしまうもの。これはこれでいいのだけれど、シロアリが地中からコンクリートくるりと巻いている断熱材に進入。そして柱に入って、ムシャムシャ…。

 これ、問題なのは、進入したことがわからないこと。

 わかれば、対処できるが、わからないのがみそ。

 では、どうするか。緑の柱というシロアリが嫌いな成分を加圧注入したものを使う。あれ、ホウ酸は?という人もいる。私も、ホウ酸を全部にかけてOKでは?と思うのだけれど、どういうわけか落ちるらしい。とれちゃうのだそう。

 で、緑の柱を使う。ただ、この緑の柱、製造元のこだわりで、基礎断熱の家には使わせてもらえない。基礎の上に、通気層を作って、その上に家をのせる。基礎断熱してないから、どこから断熱するかというと、床下。床下とても分厚いです。ここまでして、基礎断熱と同程度の効果が。

 コストもかかりますが、やむを得ません。長くもつ家をめざすのだから。

しかし、ホウ酸と緑の柱のデータを比較してほしいな。

 

低燃費住宅は、早田さんという方と、石川さんという方が代表の会社。早田さんは、ドイツに影響を受け、日本の家をよくしたい人かつ原発という危険な施設を最小限にしたい人。石川さんは、香川の工務店の社長さんで早田さんに影響を受け、日本にいい家を建てたい人。こういう人たちによる会社なんです。

なぜ、低燃費住宅?

 もともと家族が、スマホをいじっていると頭が痛いと言い出したのがはじまり。これ、電磁波過敏症という病気です。大部分の人は細胞レベルでは痛んでますが、痛みは感じない。一部の人がこの痛みを感じ始めている。これが電磁波過敏症。海外では、わりかし認知されている病気。日本では、まだまだ認知不足。脳腫瘍は脳のガンですが、ガンって細胞が再生される過程でエラーが生じたもの。スマホの超強力電磁波で長時間あたると、脳細胞が痛む。すると脳腫瘍が発生しやすくなる。推測ですが、増えます。脳腫瘍。

で、当初契約していたハウスメーカーでは、24時間空調があって、ずっと機械が回っている。これ、電磁波やばくない?という話になり、できるだけ機械に頼らない家がいいと調べ始める。すると、太陽の光や、風、そういった要素を上手に活用した家がいいのではと思い始めるわけです。パッシブハウスという言葉とか聞いたことあります?

そんな中、低燃費住宅に出会ういました。低燃費住宅は、エネルギーが少なくてすむ家。つまり、機械にあんまり頼らなくてもオケな家。よって、家族が電磁波過敏症の影響を受けにくい家。最初は、この辺から低燃費住宅に入っていったのでした。

 

 

低燃費住宅を建てる

今年の6月ごろに引き渡し予定で、低燃費住宅で家を建てることに。

なぜ、低燃費住宅?というか低燃費住宅とは何ぞやという人は多いと思う。

そのあたりの、低燃費住宅について伝わればいいかと思っています。

たまたま私は、そこにたどり着いたけど、おそらく大多数の人はある程度の範囲でめぐり合ったホームメーカーか工務店の中から、もっともよいと思われるものを選ぶのが一般的で、そのなかに低燃費住宅がなければ考慮もしない。

私は、2014年に広島の中堅ホームメーカーと契約したが、その後、長期出張で時間があいてしまい、とあることから低燃費住宅と出会う。

 最初に、広島のホームメーカーに決めた要因は3つ。①いくつか見た家の中でしっかりした作りだったこと。②モデルハウスの雰囲気が気に入ったこと。③まだまだ探すことに疲れた。

今思えば、こんな要素で決めたことにガッカリする。